ソラシドエア(宮崎県、高橋宏輔社長)は25日、那覇と台北(台湾)を結ぶチャーター便を初めて就航した。乗客約170人が那覇空港に到着すると、同社の社員や沖縄観光コンベンションビューローの職員らが出迎え、歓迎した。同社は今後もチャーター便で就航実績を積み、那覇-台北路線の定期便運航につなげたい考えだ。チャーター便は28日も1往復運航する。

台北から到着した旅行客を笑顔で歓迎するソラシドエアの峯尾隆史副社長(中央右)=25日、那覇空港

 運航はジャンボツアーズと、エイチ・アイ・エス沖縄のツアー企画の一環。また、台北からの送客は現地の旅行代理店が、中国や台湾などの正月に当たる春節に合わせて企画した。

 ソラシドエアは那覇空港を羽田空港に次ぐ拠点と位置付けており、九州や神戸、名古屋など5路線を運航している。これまでに、熊本や鹿児島など九州から台北へチャーター便を運航している。

 沖縄と台湾を結ぶ路線は現在、ピーチアビエーションやチャイナエアライン、マンダリン航空など五つの航空会社が運航している。

 台湾は沖縄を訪れる外国人観光客の中で最多を占める。2019年は空路を利用し、約68万人が来沖している。

 ソラシドエアの峯尾隆史副社長は「チャーター便を通して、市場調査や現地空港での地上業務などを確かめている。定期路線につなげたい」と意欲を示す。「沖縄は東アジアや、東南アジアに近く、将来的な路線拡充の可能性を秘めている」と話した。