ウエル・カルチャースクール講座「琉球の野草 野の菜物語」の西江重信講師と生徒がこのほど、沖縄県浦添市の浦添大公園で沖縄に根付く野草を採取しオリジナル「琉球の春の七草がゆ」を作った。同講座では県内に自生する野草を「野の菜」と呼び、環境カウンセラーの西江講師が座学を中心に冬に採れる野草の調理法や効能を伝える。講座の一環として1年の無病息災を願い「七草がゆ」を食べる7日前後に沖縄版七草がゆを作ろうと試みた。

沖縄版七草がゆを作ろうと野草を採取する参加者と西江重信さん(右)=浦添市仲間・浦添大公園

西江重信さんが考案した沖縄版七草がゆ

沖縄版七草がゆを作ろうと野草を採取する参加者と西江重信さん(右)=浦添市仲間・浦添大公園 西江重信さんが考案した沖縄版七草がゆ

 浦添大公園の浦添城跡を中心に散策。生徒らは「これは食べられますか」「ゆでる必要はありますか」と好奇心旺盛に質問していた。

 西江さんが考案した「琉球の七草」は(1)マァオゥファ(春のノゲシ)(2)利尿効果があるというイヌビュウ(3)咳(せき)に効くというヒラファグサ(オオバコ)(4)滋養強壮の効果があるとされるハルビラ(ノビル)(5)胃に良いという西洋タンポポ(6)胸焼けに効くというフーチバー(7)疲労回復効果があるという島桑の葉。

 「七草」を採取し、近隣の飲食店の協力を得て調理。野草を洗って刻み、かゆは白だしと塩で味を調えた。

 味は「野草の香りがなんとも言えない」「元気になりそう」と好評。稲福則子さん(67)=那覇市=は「地元で育った野草だから、パワーをもらえる感じがする。道端など野草は意外と身近にあるし、面白い」と声を弾ませた。