尚育王の署名がある書を広げ、「首里城の再建元年。福を呼び込みたい」と笑う翁長良明さん=18日、那覇市牧志
尚育王の署名がある書を広げ、「首里城の再建元年。福を呼び込みたい」と笑う翁長良明さん=18日、那覇市牧志

「宝物だ」拾った古銭 コレクター人生の出発点は、戦火に焼かれた首里城跡

2020年1月27日 19:22有料
文化・芸能

■首里城 象徴になるまで(7) コレクター 「福」の一字が、力強く踊る。「首里城の再建元年を、いい年に」と掛け軸を広げ、那覇市牧志の古美術商「なるみ堂」の翁長良明さん(71)が笑った。

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首里城が焼失して3年。あの時、沖縄タイムスで事件・事故を取材する社会部の警察担当記者(通称・サツ担)2人は沖縄のシンボル焼失を目の当たりにした。泣き崩れる住民、消火活動に奔走する消防隊員、原因究明に尽力する捜査員―。当時の取材メモを読み直し、写真とともにあの日を振り返る。

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