マダガスカルと周辺の島々、アフリカ本土に約200種が分布している着生ラン。白いろう質の花は夜に強い芳香を放ち、また、距(きょ)と呼ばれる細長い管の底には蜜をため、スズメガの仲間がそれらにおびき寄せられて、花粉を媒介します。  アングレカムといえば、ダーウィンの「予言」の話が有名。