和歌山県那智勝浦町の世界遺産、補陀洛山寺で27日、節分を前に一足早い豆まきがあった。例年は境内に設けたやぐらで行うが、雨のため本堂の中で豆まき。「福は内、鬼は外」の掛け声が響き、県内外の約100人の参拝客から歓声が上がった。

 節分を前に補陀洛山寺で行われた豆まき=27日、和歌山県那智勝浦町

 先祖供養の法要、家内安全や商売繁盛などの祈願の後、開帳された本尊の前に僧侶やかみしも姿の厄年の人たちが並び、威勢良く豆をまいた。

 奈良市から参拝した会社員大久保伸治さん(43)は「身体健全を祈りました」。豆まきを終えた高木亮享住職(81)は「鬼をはらい、皆さんが仲良く平和に暮らせるよう願った」と語った。(共同通信)