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首里城をVRで再現 2月から空港などで体験

2020年1月29日 05:00

 沖縄セルラーアグリ&マルシェ(國吉博樹社長)などは27日、首里城の再建支援や周辺地域の活性化につなげようと首里城VR(仮想現実)を制作したと発表した。2月4日以降、那覇空港や首里城公園、観光情報センターで視聴できる環境を整える。日本トランスオーシャン航空(JTA)やJTB沖縄とも協力し、首里城周辺の観光施設や飲食店などにも設置して活用してもらう考え。

8Kで撮影・編集された首里城周辺や正殿内部を視聴できるVRを体験する参加者ら=27日、那覇市・沖縄セルラービル

 沖縄セルラー電話(湯淺英雄社長)が主催する「オープンラボin沖縄」で27日、公開された。

 火災2カ月前の昨年8月、超高精細な8Kで撮影し編集した。スマートフォンで専用のQRコードを読み込み、VRグラスに差し込むだけで見ることができる。従来8Kを再生するためには専用の機器が必要。今回は通信とサーバーを使い、視聴者が見た部分だけを高画質にし、その周囲の解像度を減らすことで、モバイル型のVR端末でも高画質再生を可能にした。

 VRは元々、JTB沖縄が受託した県の事業「世界文化遺産プロモーション」で、県内九つの世界文化遺産を3コースで紹介するために制作。首里城火災を受け、アグリとKDDIが、首里城周辺と正殿内部など首里城に特化して再編集。JTAとも協力し、VRグラスを無料で貸し出し、周辺地域の活性化も目指す。

 國吉社長は「VRで首里城再建と周辺の活性化に役立てたい」と語った。

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