人類と感染症との闘いは、野球の打者と投手の関係に例えられるという。ワクチンや薬を開発しても、感染症の原因である微生物は耐性を身に付け、進化しようとする。投手が打者の弱点を探し、さまざまな球種を繰り出して打ち取ろうとするように▼元新聞記者で環境史家の石弘之さんが著書「感染症の世界史」に記す。