沖縄と中国の経済交流を図る琉球経済戦略研究会(琉経会・呉屋守將会長)は28日、新型コロナウイルスの被害や拡大防止のためマスク1万枚を福建省に送ることを決めた。送付する日程はまだ確定していないが、一両日中にも対応するという。

マスクを着けて、国際通りを歩く外国人観光客=28日午後、那覇市(下地広也撮影)

 首里城の火災時に中国からも支援の寄付金などがあったことや、短期間で終息しなければ県内の観光産業や経済にも影響が出るとして、早期の支援を決めた。

 方徳輝理事長は「早めに終息してほしい。本当に少しの気持ちばかりだが協力したい。両地域のさらなる友好にも資することができれば」と話した。

■外国人観光客、目立つマスク姿

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染が世界各地で拡大してことを受け、県内でも外国人観光客などを中心にマスク姿が目立っている。

 大勢の人が行き交う那覇市の国際通り。台湾からクルーズ船で来た郭淑如さん(45)「公共の場ではマスクをするよう言われている。新型肺炎は気になる」と不安そうな様子を見せた。

 一方、春節の時期に団体旅行が規制された中国からの観光客は少なめ。宮古島の雪塩国際通り店の周志穎店長は「台湾や香港のお客さんがよくマスクして来ている」と話した。