【東京】大和証券グループ本社とマーケティング会社「刀」は30日、資本業務提携したと発表した。大和が刀に140億円を出資、刀はそのうち30億円を、筆頭株主として計画を主導する「ジャパンエンターテイメント」の北部のテーマパーク事業に出資する。刀の森岡毅代表はテーマパークの事業規模が500億~1千億円との見通しを示した。大和の荻野明彦専務執行役と刀の森岡氏が都内で会見した。

資本業務提携を発表し、握手する大和証券の荻野明彦専務執行役(左)と刀の森岡毅代表=30日、東京都千代田区

テーマパークの建設予定地

資本業務提携を発表し、握手する大和証券の荻野明彦専務執行役(左)と刀の森岡毅代表=30日、東京都千代田区 テーマパークの建設予定地

 森岡氏は大和との提携に関し、「北部にテーマパークを建てるという大きな願いをかなえるための、大きな一歩になる資本増強だ」と歓迎した。

 また、オリオンビールやリウボウ、ゆがふホールディングスなどと設立し、那覇市にあるジャパン社を将来的には北部に移すことも表明。「おそらく名護になると思う」とし、北部の税収や雇用の改善、インフラの発展などに貢献したい考えを示した。

 テーマパークは、今帰仁村と名護市にまたがるオリオン嵐山ゴルフ倶楽部に建設する計画で現在、環境影響評価(アセスメント)を実施している。2024~25年ごろの開業を目指している。

 大和は刀との提携で「地方創生」への投資を強化する。荻野氏は、刀の集客施設などの経営能力を評価し、「海外から人を呼び込むことで再成長のチャンスにしたい」と述べた。