[骨抜きの主権国家 日米地位協定60年](6) 沖縄大学非常勤講師の親川志奈子さん(39)は、ある新聞投稿に目が止まった。書いたのは県警で凶悪犯罪を扱うトップだった元捜査一課長の男性で、テーマは「ヒットエンドラン」。

沖縄での女性暴行殺人事件の再発防止策として、日米地位協定の軍属の範囲を縮小する「補足協定」に署名した当時のケネディ在日米大使(左)と岸田外相=2017年1月16日
「逃げられる」 特権意識が犯罪助長 地位協定改定へ動かぬ日本政府
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