沖縄県のうるま市立あげな中学校で教員として勤務した與那嶺剛さん(56)が、1993年度に担任した2年6組の生徒たちとの再会を計画している。きっかけは修了式で交わした「26年後の2月6日、午後2時6分に母校の正門前で集まろう」との約束。與那嶺さんは「いい大人になったことを互いに笑い合いたい」と、6日を心待ちにしている。(中部報道部・宮城一彰)

当時、生徒から贈られたいすに座り、合唱コンクールの写真を手にする與那嶺剛さん。「再会を楽しみにしている」と話す=1月30日、うるま市内の自宅

 クラス番号にちなんだユニークな約束は與那嶺さんが新人教員時代の研修で聞いたアイデア。数字を絡めることでクラスのことが記憶に残り夢があると感じた。

 以来、中学で担任した四つのクラス全てで同様の約束をした。2016年には、具志川中で受け持った2年9組の教え子たちと29年ぶりの再会を果たしている。

 現在は沖縄市教育委員会で指導部長を務める與那嶺さん。あげな中2年6組は「明るくチームワークのいいクラスだった。37人の生徒一人一人の顔や名前をしっかり覚えている」と懐かしむ。校内の合唱コンクールで金賞を取ったのが自慢で、結婚祝いに生徒たちから贈られたいすは今も自宅で使っている。

 数人の教え子が会員制交流サイト(SNS)などで参加を呼び掛けているほか、與那嶺さんもラジオ番組に投稿し、告知を放送してもらった。

 当日は記念撮影や近況を報告して、夜は懇親会を予定する。「卒業以来会っていないクラスメートもいると思うので、この機会に旧交を温めてほしい」と願った。問い合わせは與那嶺さん、電話090(4985)5166。