航空自衛隊与座岳分屯基地所属の20代の自衛官(空士)が、帰省のため1日に那覇空港から搭乗しようと手荷物検査を受けた際、バッグの中から拳銃の実弾らしき1発が見つかっていたことが2日分かった。空自が基地内の火薬庫を調べたところ、実弾1発が紛失しており、代わりに使用済みの薬きょうや弾頭で模造したとみられる1発が混入していた。豊見城署や空自が自衛官から事情を聴いている。

(資料写真)那覇空港

 航空自衛隊那覇基地によると、火薬庫から紛失していたのは9ミリの実弾。火薬庫には、点検時などに特定の人だけが立ち入りできるという。

 自衛官は現在、空自の監視下にあるとみられる。空港で見つかった実弾らしきものと紛失した実弾が同一かどうかや、模造弾の混入に自衛官が関わっているかどうかについて、署や空自が調べている。

 署は銃刀法違反などを視野に捜査を進めており、自衛官の認否などは捜査に支障があるとして明らかにしていない。