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感染者が乗っていた客船、那覇に寄港していた 10人程度が下船 新型コロナウイルス

2020年2月4日 10:48

 クルーズ船運営会社「カーニバル・ジャパン」(東京)は3日、新型コロナウイルスに感染していると香港で確認された男性(80)が、同社のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していたことを認めた。横浜から香港まで利用し、下船後に確認された。同船は1日に那覇に寄港していた。

県内を訪れる中国人観光客。マスク姿が目立つ

クルーズ客船の航路

県内を訪れる中国人観光客。マスク姿が目立つ クルーズ客船の航路

 厚労省によると、同クルーズ船が沖縄に寄港後、10人程度の乗客が下船した。いずれも症状はなかった。一方、一部の乗客は航空機へ乗り換えるため、乗船しなかったという。

 別の関係者によると、3日時点で、県内に滞在している乗客や乗組員は確認されていない。県の砂川靖保健医療部長は「厚労省那覇検疫所から情報を得ている。検査が必要であれば県で検査してほしいと依頼を受け、協力態勢を整えている」と語った。

 クルーズ船は3日夜、横浜港に入港し、厚生労働省が大黒ふ頭沖で停泊している船内で大規模な検疫を実施した。医師や看護師を含む検疫官が数十人態勢で乗客乗員約3500人全員の健康状態を確認する。

 厚労省によると、クルーズ船は1日に寄港した那覇でいったん検疫を終えた。その後に感染が確認されたため、那覇での検疫を取り消し、改めて横浜で実施する異例の対応を取った。政府関係者によると船内では7人が体調不良を訴えている。

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