2003年10月、宜野湾市で海兵隊員3人による強盗致傷事件が起きた。米兵は路上で会社員の男性を殴り、現金4千円を奪って逃走。憲兵隊が身柄を確保したが、キャンプ・ハンセンにある刑務所に収容する「拘禁」をしなかった。米兵の上司は基地外へ出ない「禁足処分」を命じただけ。基地内で勤務を続けさせた。

[骨抜きの主権国家 日米地位協定60年](8)/共謀事件 不十分な「拘禁」/裁判権と捜査権/「米兵口裏合わせ」判決も
2020年2月4日 5:00有料
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