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塗装に大量の漆 中国産を活用へ 首里城再建 国の有識者会議で確認

2020年2月6日 08:15

 正殿などが焼失した首里城(那覇市)の再建に向けた沖縄県内外の有識者による国の「首里城復元に向けた技術検討委員会」(委員長・高良倉吉琉球大名誉教授)で、建物の塗装や彫刻に関するワーキンググループの第1回会議が5日、那覇市の沖縄総合事務局で開かれた。中国産の漆を調達、使用することを確認した。

首里城の復元に向け「彩色・彫刻」をテーマに、沖縄総合事務局が開いたワーキンググループの初会合=5日午後、那覇市

 鈴木武彦国営沖縄記念公園事務所長は、焼け残った2体の大龍柱について、ひび割れが広がれないように保護した上で移設し、修理する考えを説明。正殿などの再建時に「(大龍柱を)作り直す方向で考えている」と語った。

 高良氏によると、首里城再建には大量の漆が必要。この日の会議で林野庁が「国産では困難」との見解を示したことから、1992年の復元時と同様に、中国産の漆を使用することを確認した。彫刻や塗装に必要な人材の確保や育成が課題に上がったという。

 
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