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クルーズ客との接触者リスト作成へ 那覇上陸時に接触可能性 バス、タクシー運転者らを調査 

2020年2月6日 10:19
9秒でまるわかり!
  • 新型肺炎の感染が相次いで発覚し、横浜港沖で停泊中のクルーズ船
  • 那覇でも乗客が下船、観光していたため、県が接触者の調査を開始
  • バスやタクシーの運転手など高感染リスク者に検査を受けてもらう 

 那覇港から横浜港に航行し、停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる問題を受け、県は5日、那覇港で一時下船した乗客約2600人と接触したバスやタクシー運転手らのリスト作成に着手した。閉鎖された空間で客と長時間接したり、発熱やせきの症状があったりするなど感染リスクの可能性が高い人を優先し、同意を得た上でウイルス検査を受けてもらう方針。本人の費用負担は生じない方向で調整している。

那覇港に入港したクルーズ船「ダイヤモン・ドプリンセス」=1日午後1時ごろ、那覇港

沖縄県庁(資料写真)

那覇港に入港したクルーズ船「ダイヤモン・ドプリンセス」=1日午後1時ごろ、那覇港 沖縄県庁(資料写真)

 厚生労働省によると、感染が確認された10人が那覇港で下船したかどうかを含め把握ができておらず、今後調査する。

 一方、那覇港管理組合でも、同船寄港時に一時下船した乗客の対応をした警備員やバス、タクシー、港運関係者の氏名や連絡先などの調査を始めた。県に数十人規模の名簿を提供したとみられる。那覇港の警戒態勢を最大限に引き上げ、6日に検疫所や港湾関係者などで開催する那覇検疫所検疫感染症等対策協議会での議論を踏まえ、さらなる対策を検討する。 

 県立中部病院感染症内科の椎木創一医師は「心配し過ぎる必要はないが、大丈夫だと安心し過ぎるのもよくない。インフルエンザ対策を含め、自分たちでできる最大限の予防対策をすることが、高齢者などリスクの高い人を守ることにもつながる」と語った。

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