酒に酔った女性に性的暴行を加えたとして準強姦(ごうかん)罪(現・準強制性交罪)に問われた会社役員の男性に、福岡高裁は一審の無罪判決を破棄し、懲役4年の実刑を言い渡した。  一審判決が強く記憶に残っているのは、同意がないにもかかわらず男性が同意があったと思い込んだから無罪という理不尽さからだ。