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「これ以上はやりようがない」新型コロナで老人ホーム、対応に苦慮 

2020年2月17日 05:00

 「感染経路を遮断するための対策は尽くしている。これ以上はやりようがない」。沖縄市内にある特別養護老人ホームの女性施設長は、今後の対応に頭を悩ませる。

入り口では、アルコールによる手消毒を徹底させている=7日、那覇市・特別養護老人ホーム

 施設は90床規模。面会者は1日平均10人で、多い日は30人ほど訪れる。インフルエンザ予防策と同様に、面会者や職員のマスク着用や手洗い、アルコール消毒を徹底する。

 今月上旬から、風邪の症状がある人の面会を制限し、直近で国外へ渡航歴がある人は自己申告するよう呼び掛けている。

 県内初の感染者が確認され、まん延する懸念もあるが「より踏み込んだ対策をいつ、どう取るべきか、今は判断できない」。

 一方、マスクや消毒液の確保も深刻な問題という。施設に一定の在庫はあるものの「事態が長引けば底を尽く」状況。施設長は「最悪の場合、布製のマスクを手作りするなど何らかの手だてをする」と話す。

 那覇市の特養老人ホームも14日から、面会者のマスク着用を義務付けた。だが在庫は限られ、業者からも購入できず、入荷予定すら分からない。

 担当者は「1カ月持つかどうか、ぎりぎり。使い切った後のことも考えないといけない」と嘆いた。

 
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