沖縄県の名護市東江区(津波一夫区長)で「東江さくらスゥーブ」(同実行委員会主催)の表彰式が9日、同区公民館で開かれ、樹齢約50年、樹高10メートル、枝幅12メートルになる上原一男さん(73)宅のサクラが優勝した。上原さんは「今期は12月下旬から開花した。木に絡み付いたつる性の植物を取り除いたり、施肥したりした」と丁寧に世話してきた様子を語った。

「さくらスゥーブ」で優勝した上原一男さん宅のサクラ=7日、名護市東江

 スゥーブは2018年の「東江さくら宣言」に基づき、集落内の数百本の中から5~6本をノミネート。実行委が1月20日から2月8日まで「咲きっぷり」「樹齢」「樹幹胸高」「経緯や樹愛」を観点に審査した。

 表彰式で津波区長は「昨年は台風の影響で芳しくなかったが、今年はどのサクラも鮮やかな花が咲いている。さくらスゥーブが市全体に広がればうれしい」とあいさつした。

 公民館フロアには同区の保育園児や小学生ら60人が描いた「さくらの絵」も飾られ、スゥーブに花を添えていた。

 奨励賞には金城保幸さん、景観賞は兼次清典さん、オリオンビール一番桜工場長賞は金城正武さんのサクラがそれぞれ受賞した。(玉城学通信員)