シンガー・ソングライター、EPO(エポ)の「AQUA NOME(アクアノーム)」ライブが22日午後6時半、南城市のガンガラーの谷ケイブカフェで開かれる。太古の記憶を残す鍾乳洞を舞台に、音楽の世界観を紡ぐ。

ライブについてインタビューを受けるEPO=12日、那覇市久茂地・沖縄タイムス社

 エポが沖縄と東京でそれぞれ開く音楽プロジェクト「アクアノーム」の一環で、ガンガラーの谷での公演は5回目。風や水や森の自然、原始性や生命などをテーマに、幻想的なステージを展開する。

 今年はデビュー40年、アクアノームがスタートして20年目の節目の年となる。

 9年前から沖縄に暮らすEPO。移住前にガンガラーの谷を訪ねて、流れる特別な「気」を感じた。「一度歌わせていただいて、雰囲気や場所のエネルギーがものすごくしっくりきて、感動的な体験だった」という。

 2016年にガンガラーの谷でアクアノームを始めて以降、口コミで県外から訪ねるファンも広がった。透明感のある歌声にアコースティックな音色が響く、自然と音楽が調和するコンセプトはそのままに、ポップな感覚も盛り込んだメニューを構成する。

 最近は「日本語」に興味を持っており、言霊(ことだま)に込められた意味をひもといている。その中で古事記に触れる機会があり「宇宙や地球はどうやって生まれたか。そういう神様の絵物語をアクアノームのピースに1点加えてお贈りしたい」と構想を温めている。

 デビューから40年。「振り返るといろんなドラマを経験してきた」と話す。アクアノームの世界観に「ポップなエポとは違うけれど、ポップな音楽を聴いてきた私が作っているので、流れているものには一貫性があるかなと、この頃よく思います」。

 「古事記」を基にした新曲を多くの人に聴いてもらうことが楽しみだという。「音楽を聴きながら、自分の一番大切な場所はどこなのか。思い出していただけるような世界にしたい」と多くの来場を呼び掛ける。(学芸部・天久仁)

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 EPO AQUA NOME GANGALA vol.5の入場料は前売り4千円。Shop eponica(EPOウェブショップ)、イープラス、チケットぴあで販売中。

 問い合わせはガンガラーの谷、電話098(948)4192(午前9時~午後6時)、エポニカレコード、電話046(877)5653。

 那覇からの往復シャトルバス付きチケット(前売り5千円)あり。問い合わせはタビックスジャパン沖縄支店、電話098(866)6611。