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「意識高い」感染した女性が病院で取った行動 医師が恐れる“コンビニ受診”

2020年2月19日 05:00

[新型肺炎 県内感染の波紋](3)

感染した患者が治療を受ける陰圧室。他の部屋より気圧を低くして病原体が外に漏れないようにしている=17日、うるま市・県立中部病院(提供)

 「意識が高い」。沖縄本島南部の病院で働く医療従事者の40代男性は感心した。県内初の新型コロナウイルス感染が確認された女性が、自分の判断で他の患者との接触を避ける行動をしていたためだ。女性はいきなり外来を受診せず、まず自家用車内で待機。病院の指示に従い、通常と違う入り口から院内に入った。

 一方で男性は、患者任せの現状を心配する。「ふらりと自覚のない患者が来たらどうすればいいか。ウイルスは見えないし、受診は断れない」

 男性の病院は外来・入院患者とも、重症化しやすい高齢者が多い。「院内で感染が起きたらと考えるだけで身震いする」と語った。

 本島の総合病院に勤める医療技術者の男性(35)は「県内の感染は時間の問題だった」と話す。勤務先では2月中旬からマスクが在庫不足に。1人が使えるのは1週間に1枚だけになり、ガーゼをマスクと口の間に挟んでそれを毎日交換し、マスク自体はアルコール消毒でしのぐ。15年のキャリアで初めての事態だ。

 
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