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「八方ふさがりだ」一つのホテルで数億円規模の被害か…沖縄の観光業「負の連鎖」

2020年2月20日 05:00

[新型肺炎 県内感染の波紋](4)

国際通りを歩くマスク姿の外国人観光客=14日午後、那覇市久茂地

 「八方ふさがりだ」。新型コロナウイルスの感染者が沖縄で初確認された翌日の15日、県内ホテルのオーナーの声は沈んでいた。経営するホテルには1月下旬ごろから、新型ウイルスが原因とみられる外国客の予約キャンセルや日程延期の連絡が寄せられていた。

 国内で感染者が確認されて以降はさらに影響が広がり、600人規模の団体客がキャンセルを検討する事例もあったという。

 「長期化すれば数億円規模の被害になるだろう」とオーナーは危機感を募らせる。「ほかの観光関連施設も困っている。県や国は支援策を拡充させてほしい」と求めた。

 感染が拡大する前から、沖縄観光には逆風が吹いていた。

 2019年夏以降、日本との関係悪化に伴って韓国からの客が激減。首里城火災も追い打ちをかけ、観光関係者は「負の連鎖が止まらない」と口をそろえる。

 
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