元工業高校教師で自然エネルギー研究家の真境名勝さん(69)=沖縄県浦添市前田=がこのほど、「運動靴洗濯ネット」を発明して特許を取得した。発明品は、運動靴を洗濯機で洗えるように設計したネット。自身も日々約20キロをロードバイクで走り靴が汚れるという真境名さん。「運動靴洗いは面倒だが、これなら洗濯機に入れるだけ」と胸を張った。

運動靴洗濯ネットを開発し特許を取得した真境名勝さん=浦添市前田の自宅

 アイデアが浮かんだのは昨年夏ごろ。毎週のように靴をブラシで洗ううちに「靴専用の乾燥機はあるのに、洗濯する道具は見当たらないな」と気付いた。

 試しに洗濯ネットに入れて洗濯すると、靴が洗濯槽内にぶつかって途中で止まってしまった。靴を洗濯槽の中で浮かせる「浮力」が鍵とにらみ、孫や近所から靴を借りて実証実験を重ねて約1カ月。衣類用の洗濯ネット二つを手縫いでつなぎ、浮力材を取りつけた運動靴洗濯ネットが完成した。

 これまでも太陽光発電の街灯などを作ってきた真境名さんは「発明が好きでいろいろ作ってきたが、ついに特許。なかなか乙なものだ」と満足げ。既に東京都内の洗濯ネットメーカーにサンプルを発注し春までの商品化を見据える。「沖縄から北海道まで、全国の皆さんに安く提供したい」と声を弾ませた。