胃心地いいね

脱サラ店主が始めた沖縄そば店 48時間以上も寝かせる熟成麺「おいしい物を出したい」 

2020年2月24日 05:00

◆胃心地いいね「伊豆味そば」本部町伊豆味

一番人気「伊豆味そば」のじゅーしーセット。コシのある麺がこだわり

伊豆味そば(本部町伊豆味)

店主の大木僚介さん(左)と妻寛奈さん=18日、本部町伊豆味

一番人気「伊豆味そば」のじゅーしーセット。コシのある麺がこだわり 伊豆味そば(本部町伊豆味) 店主の大木僚介さん(左)と妻寛奈さん=18日、本部町伊豆味

 県道84号から脇道に入り、八重岳方面へ進むこと約1・2キロ。やんばるの自然に囲まれた「伊豆味そば」は、こだわりの自家製麺が売りの沖縄そば屋だ。昨年12月にオープンし、店主の大木僚介さん(36)と妻寛奈さん(39)の夫婦2人で切り盛りする。

 千葉県出身の大木さんの前職は会社員で4年前、沖縄に赴任した。サラリーマンとして働く傍ら、自宅で手打ち麺を作るほどの「そばじょーぐー」。2年前に脱サラし、そば屋に転身することを決意した。

 そば作りの専門的知識やノウハウを学ぶため、沖縄そば発展継承の会が主催する「沖縄そば開業塾」の1期生として入塾。県内5店舗で約1年間の研修を積み、開業にこぎ着けた。

 1番人気はソーキと三枚肉の2種類が楽しめる「伊豆味そば」(850円)。約110年前にあった沖縄そばの原点とされる「唐人そば」(750円)もお薦めの一品だ。150円増で「じゅーしーセット」が付き、100円増で麺大盛りもできる。

 つるつるしたちぢれ麺はコシが強く、かつおベースのあっさりスープによく絡む。粉の配合から考え抜いたこだわりの麺は、48時間以上寝かせて熟成させる。手間はかかるが「おいしい物を出したい」との思いからだ。

 築50年の古民家を改築した店内は木の香りが漂い、落ち着いた雰囲気。緑に囲まれた静かな環境で食事できるのも魅力の一つ。「ロケーションいいね」と言ってくれる客も多いという。

 オープンして約2カ月。目標は「長く続く店」にすることだ。大木さんは「観光客だけでなく地元の方々にも来ていただき、そばを食べてもらいたい」と話した。

(北部報道部・嘉良謙太朗)

 【お店データ】本部町伊豆味1442。営業時間は午前11時~午後3時。日曜・祝日定休。全24席で駐車場は約10台。電話0980(47)7847。

  連載「胃心地いいね」の記事をまとめたグルメサイトの試験版がこのほど、開設された。サイト名は「Dikitoon.com(ディキトーン・ドット・コム )」。2003年の企画開始からの過去記事のうち約250件を掲載。地図検索もでき、現在地から近い飲食店も探せる。利用者の反応を見ながら、改善を続け、完成を目指す。アドレスは https://www.dikitoon.com/

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