高級洋菓子製造・販売のエーデルワイス沖縄(西原町)が、那覇市のタイムスビルに1号店となる本店を出店してから、25日で5年を迎える。この間、新ブランドを次々と打ち出し、13店舗に拡大。県産素材を使った商品開発にも注力してきた。山本憲司社長は「技術をさらに磨き、沖縄の新しい土産物を作り続ける」と意欲を新たにした。

本店オープンから5周年。さらなる挑戦の意欲を語るエーデルワイス沖縄の山本憲司社長=那覇市・タイムスビル内の本店

 エーデルワイス沖縄は、国内洋菓子大手のエーデルワイス(神戸市、比屋根祥行社長)と、オキコ(西原町、銘苅敏明社長)が共同出資し、2014年9月に設立。本店は約半年後にオープンした。

 山本社長は「チャレンジの5年間だった」と振り返る。エーデルワイス沖縄のブランドで那覇空港の2店舗やデパートリウボウの店舗を含め、計4店舗を展開。リウボウには贈答用菓子のブランド「アンテノール」も出店した。

 17年以降は、地元客にどう寄り添っていくかをテーマに、手頃な価格帯で焼きたての洋菓子などを提供する「MAKE BAKE℃(メイク・ベイク・ドシー)」を発表。総合スーパーに6店舗を展開する。

 19年3月には那覇空港際内連結ターミナルの開業に合わせ、土産菓子専門の新ブランド「Hanaha(ハナハ)」を出店。その後、サンエー浦添西海岸パルコシティにも2号店を出した。

 ただ、山本社長は「まだまだ観光客へ十分にアプローチしきれていない」と見る。3月26日に那覇空港第2滑走路が供用開始するのを「商機」と捉え、新たな土産物開発に注力する構えだ。

 従来、商品に取り入れてきた紅芋やシークヮーサー、黒糖以外の県産素材を活用した新商品開発を模索。社員の技術向上にも力を注ぎ、「いずれは世界に誇れる技術者を出したい」と夢を描く。

 本店では2月25、26日、全商品2割引きの感謝セールを予定。「あらためてエーデルワイスを知ってもらう節目としたい」と語った。