新型コロナウイルス感染拡大で外国人宿泊客の約7割を中国人が占める静岡県が、“依存度”の高さに翻弄されている。中国便は全路線欠航、クルーズ客船も寄港中止になり、県によると、1~3月の宿泊施設の予約キャンセルは12万人に達した。観光庁によると、2018年の中国人宿泊客の割合は全国トップで、県担当課は「宿泊業界全体が打撃を受けている」と危機感を隠さない。

 静岡市の清水港に掲示されている、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の寄港中止を知らせる案内=22日午前

 中国人に人気が高い富士山や、御殿場プレミアム・アウトレットへの経由地となる同県小山町の宿泊予約キャンセルは約3万2千人。稼働率が低下したため、2月から休業に追い込まれたホテルもある。(共同通信)