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基地のない土地だと「国防は難しいと思考停止」 沖縄の県民投票をリードした若者「本土の人が動いてくれることを信じたい」

2020年2月24日 17:00

 「辺野古」県民投票の会元代表の元山仁士郎さん(28)は県民投票後、本土で計63回講演した。基地問題は本土で、特に基地のない地域では遠い問題だと感じた。「国防や安全保障と言うと『難しいな』と思考停止になる」

県外での講演を続ける元山仁士郎さん=2日、徳島市内

 同じ国民として、本土の人にどう当事者意識を持ってもらえるか。元山さんは不当解雇などを例に、不利益を被る身近な問題とそれを自らの行動で解決できることを紹介。その上で、沖縄の基地問題は「沖縄の人たちに被害が及んでいるのに、その解決のための決定に関われない」と説明し、理解を促す。

 講演の際、県民投票の結果が反映されない現状を踏まえ、参加者から何度か「沖縄は日本から独立すべきだ」との意見もあった。元山さんは「学校でいじめられている子に対し、『あなたは転校した方がいいですよ』と言っているようなもの。それはいじめられている側(沖縄)が決めることであり、他の子(本土側)が言うことではない」と反論する。

 元山さんらの話を聞き、県民投票の結果の尊重などを求める陳情採択を、それぞれの地域の議会で求める動きも起きている。沖縄の現状を打開するため、元山さんは「本土の人が動いてくれることを信じたい」と話した。

 

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