ニュージャージー州南部の正順館沖縄剛柔流空手の道場で8、9日に空手セミナーが行われ、延べ35人が参加した。他流派でも同じだが、剛柔流をルーツにしながら派は違うことがある。今回参加した7つの道場は5道場が国際沖縄剛柔流空手道連盟(IOGKF)のメンバーだった。2人向き合いの約束組手や受け払い、小手鍛えの組み合わせの練習のほか、最後には組手試合で熱戦を繰り広げた。

 連続技で段級別に「撃砕」「サイファ(砕破)」「セイパイ」の型を小グループに分かれ、3人から5人で訓練する「分解」の練習もあった。連続的な動きをひとつひとつの動きに分解することから始め、最後には型になる。このような練習により、参加者たちは実践的な空手教育を学ぶことができたと語った。

 米国内の遠方から駆け付けた参加者もおり、技術の向上のため真剣な表情で稽古に取り組んだ。多くの参加者と話すとさまざまな感想を聞くことができた。

 遠方のミネソタ州から参加した四段のケブン・Cさんは「イベントは有益な情報がそろっていて大変楽しかった。次回も期待できるセミナーだ」と継続して参加することを希望した。

 コネティカット州から駆け付けた四段のラルフ・Bさんは「セミナーは素晴らしく、セミナーのホストも一流」と満足げ。2人とも二段のティエン・Vさんとブランドン・Rさんの大学生たちは「とても教育的で全てを覚えるのは大変だった。復習の重要さを実感した」と中身の濃いセミナーを振り返った。

 黄色帯のフェルナンド・Mさんとトニー・Mさんは「大変な修業だったが、楽しい時間を過ごせた。技を完璧に学ぶべき事が数多くあるのだと知った。上達のために練習を続けなければと思う。段に関係なく誰にでも勧めたい」と多くの参加を呼び掛けた。(てい子与那覇トゥーシー)=第4月曜日掲載

(写図説明)ジョー・クレスポーさん(前列左)が運営する道場で行われた沖縄伝統の剛柔流空手セミナーの初日の参加者。前列左から2人目がセミナーを行ったクリス・D・ベットゥさん=8日、米ニュージャージー州南部