金武町の仲間一町長とホノルル市のカーク・コールドウェル市長は10日(日本時間11日)、米ハワイ州オアフ島のホノルル市庁舎で友好都市協定を締結した。金武町は「沖縄移民の父」と呼ばれる當山久三の生誕地で数多くの移民を輩出している。

 これまで金武町とハワイは、伝統芸能団体の派遣、金武中学校とカポレイミドルスクールの姉妹校交流、海外移住者子弟の研修生受け入れなどを長年続けてきた。

 町出身の當山久三が沖縄初のハワイ移民を送り出して120周年の節目を迎えたことを受け、友好都市協定の締結に至った。

 仲間町長は「協定締結により、絆をさらに深めることができた。今後も文化交流、人材交流を促進していきたい」と期待を込めた。

 コールドウェル市長は「當山久三の尽力により26人から始まった沖縄移民は現在約5万人にまで増え、ハワイの発展に大きく貢献してきた」とこれまでの交流の歴史を振り返り、協定締結を喜んだ。

 締結式では、金武町議会の嘉数義光議長とホノルル市議会のイカイカ・アンダーソン議長の記念品交換も行われ、ホノルル日本総領事やハワイ沖縄連合会会長、ハワイ金武町人会長なども参加した。

 祝賀会では、金武町の雄飛太鼓の勇壮な演舞が披露された。

(写図説明)友好都市協定を締結した金武町とホノルル市の関係者=米ハワイ州・ホノルル市庁舎