システム開発などを手掛けるU&I(沖縄市、上間喜壽代表)は、スマートフォンで事前に注文と支払いを済ませて、店舗で商品を受け取るモバイルオーダーアプリ「FastPick(ファストピック)」を開発した。利用者にとっては待ち時間が削減でき、飲食店側も事前注文でロスを減らし計画的な仕入れが期待できる。1月末から実証実験を行ってきた。3月中旬に、3ブランド12店舗でリリースする。

スマホで注文と決済を済ませ、店頭で商品を受け取る「FastPick」のイメージ(U&I提供)

 スマホにダウンロードしたアプリから、事前に商品を注文し、決済。利用者は店舗で商品を受け取るだけなので、金銭の授受や待ち時間の削減につながる。飲食店も、人手不足の解消やコスト、手間を削減できる。また、宅配とは違い、人件費や配達コストを価格に転嫁せず、集客が可能になる。

 3月中旬のリリース時は、中南部エリアが中心。上間弁当天ぷら店の5店舗、みたのクリエイト(中城村、田野治樹代表)の運営する鳥と卵の専門店「鳥玉」5店舗、唐揚げ専門「たけ田商店」の2店舗で利用できるという。

 今後、初年度で60~100ブランドの300店舗での利用を目標に掲げる。

 U&Iの上間代表は「リアル店舗を持っている強みを生かし、中小飲食店の売り上げをアップできるサービスだ。沖縄はインバウンドも多い地域なので、今の時代に合ったソリューションだと思う」と話し、サービスの利用拡大へ意気込んだ。

 問い合わせは同社、電話098(923)2822。