同センターは在宅ワークとして、大手進学塾の試験答案を自宅パソコン上で採点できるデジタル採点業務などを想定している。受講しに来られないひきこもりの人がいることも考慮し、まずは親に採点業務を学んでもらう教室も今年1月に開いた。

 講師の米須惟謙さん(37)は「無理に外に出て人と対面しなくても、今はIT技術を使って自立できる時代。生きづらさを抱えている人たちが、パソコンを通して交流できる場にもしたい」と狙いを語った。

◆コミュニケーション不要

 ひきこもりの人が応募しやすい求人も増えている。

 ひきこもり当事者や経験者が主体となってつくる企業「ウチらめっちゃ細かいんで」(東京)は、在宅ワークの求人サイト「ひきワーク」を運営している。7日現在、800件以上の募集があり、「コミュニケーション不要」との条件で検索もできる。

 同社は「これからの時代は体調や自分の状況、環境などに応じ、働きやすい働き方を選ぶことがますます大切になる」と指摘した。