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「政府は沖縄に寄り添って」 県内外の若者「基地」語る 那覇でトークやライブ

2020年2月26日 06:00

 新基地建設に向けた名護市辺野古沖の埋め立ての賛否を問う県民投票から1年となる24日、那覇市内で「2・24音楽祭2020」(主催・同実行委員会)が開かれ、3カ所でライブ、トークセッション、ワークショップがあった。県内外の若者によるトークセッションでは、基地問題について率直に議論が交わされ、県外の学生からは「政府は県民や自然環境に寄り添うべきだ」などの意見が出た。

基地問題について意見を交わす県内外の若者たち=24日、那覇市のG―shelter

県民投票について振り返る平良いずみさん=24日、那覇市の桜坂劇場

基地問題について意見を交わす県内外の若者たち=24日、那覇市のG―shelter 県民投票について振り返る平良いずみさん=24日、那覇市の桜坂劇場

 トークセッションに登壇した県内のメンバーは、実行委代表で「辺野古」県民投票の会元代表の元山仁士郎さん(28)、沖縄国際大学4年の金城和希さん(22)、4月に都内の大学に進学する中川友希さん(18)の3人。県外からは、ゼミのフィールドワークで沖縄を訪れている神戸大学1年の小野坂海斗さん(19)と前田暉一朗さん(19)の2人。

 小野坂さんは辺野古の現場を見て話を聞き、「今の日本政府のやり方はないんじゃないかと思う」。前田さんは辺野古や米軍のヘリパッド建設があった東村高江に足を運び、政府には「強引ではなく、もっと地域の人や自然環境のことを考え、寄り添ってほしい」と求めた。

 沖縄では基地問題について話しづらい雰囲気があるのかとの質問に、金城さんは「自分から問い掛けることで相手に『この人なら話せる』という安心感を与え、話しやすくなる」と提案した。

 元山さんは「県民投票を通して、基地問題を話しても変じゃないという雰囲気をつくりたい面があった」と振り返り、語り合える場を継続して開くことが重要だと強調。自身は都内の大学院に在学しており「沖縄のことを東京で考える拠点を作りたい」と語った。

 中川さんは「自分が無関心でいないことが大切。友達とも話し、能動的に動きたい」と話した。

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