飲食店企画・経営の「みたのクリエイト」(沖縄県中城村、田野治樹代表)は22日、串カツ田中ホールディングス(東京都、貫啓二社長)に、「鳥と卵の専門店 鳥玉」を県外で経営する権利を譲渡した。県内の経営権は、みたの社が引き続き所有し、4店舗の運営を続ける。

「鳥と卵の専門店鳥玉」の県外での経営権を串カツ田中ホールディングスの貫啓二社長(右)、大須賀伸博取締役(左)に譲渡したみたのクリエイトの田野治樹代表=浦添市内の店舗

◆県内4店舗は継続

 鳥玉の県外での運営は、串カツ田中が3月に設立予定の子会社「セカンドアロー」が担う。今後、国内外に店舗を広げていく。

 みたの社は生け簀の銀次や目利きの銀次といった「銀次」を冠した居酒屋を展開していたが、昨年7月に県内の企業に事業を売却した。

 今後は新たな飲食業態で県内で実績をつくった上で、県外企業に、沖縄以外で経営する権利を譲渡するビジネスモデルに特化する。商品開発や店舗のブランドづくりなどのコンサルティング契約を譲渡先と結んで収益を得る。鳥玉はその最初の事例となる。

◆「極味や」独占展開

 みたの社は、沖縄三越跡の新施設「国際通りのれん街」にオープンさせた「天然鶏出汁と沖縄そば生麺 琉球とろ肉そば」を第2の事例とする方針。のれん街の店舗は引き続き自社で経営するが、鳥玉のように県外での経営権を譲渡する。大阪府の飲食店と交渉している。

 みたの社は22日、「わっはっは」(福岡県、松尾和幸社長)が運営する「黒毛和牛ハンバーグ極味や」を沖縄で独占展開する権利も取得。沖縄で「極味や」のフランチャイズ店を経営する際には、みたの社と契約を結ぶことが必要になる。ロイヤルティー(実施料)を「わっはっは」と分け合って収益とする。