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病院で面会禁止や入り口検温「患者さんを守るための措置。理解して」 新型コロナウイルスの感染防止策

2020年2月26日 09:50
9秒でまるわかり!
  • 新型コロナウイルスの感染確認を受け、県内病院で立ち入り制限や面会禁止
  • 多くの患者は理解するが、体調が悪い見舞い客に病院側が苦慮する場面も
  • 関係者は「適切な感染症対策を社会のみんなで考える機会に」と呼び掛ける

 新型コロナウイルス(COVID19)の感染が確認されたことを受けて、県内の主な病院で来院を外来の患者らに限る立ち入り制限や、面会禁止の措置が取られている。来館する人には、入り口で検温するなど感染症対策を徹底。戸惑う人もいるが、医療者は「目的は患者さんを守ること」と理解を呼び掛けている。

一部の入館を制限し、来院した人に検温や手指衛生を行う=25日、那覇市・那覇市立病院

 那覇市の男性(80)は25日午前、月に1回通う病院へ行き驚いた。表玄関は閉鎖され入館は駐車場の入り口から。入ると看護師が検温した。男性は「3月予定の診察を2月に受けるよう言われて急いで来たが、初めから新型ウイルスのためと説明してくれたらよかったのに」と戸惑った。

 那覇市立病院では14日から、入館者を(1)外来受診(2)患者の付き添い(3)病院からの緊急呼び出し-に限る。体温が37・5度以上あれば入館を認めない。院内にウイルスを持ち込ませず、患者への感染を防ぐためだ。

 患者の多くは理解しており、受診に来た那覇市の40代の主婦も「必要なこと」と納得顔だった。ただ、体調が悪いにもかかわらず見舞いに来る人もいて、病院側が苦慮する場面も。感染対策室の山城奈奈師長は「患者さんを守るための措置。理解してほしい」と話す。

 入館制限の実施は各病院の判断だが、主な病院では同じような対応をしている。山城師長は「病院には新型コロナウイルスより重症の人もいてバランスが難しい。適切な感染症対策を社会のみんなで考える機会にしたい」と呼び掛けた。

(写図説明)一部入館を制限し検温や手指衛生を行う=25日、那覇市立病院

 
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