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新型コロナで沖縄県「二次感染と考えるしかない」 農家男性について「市中感染」か明言せず

2020年2月26日 10:00

 新型コロナウイルスに感染した農業の80代男性=豊見城市=の感染経路について、県の糸数公保健衛生統括監は25日、県内を訪れた中国・武漢市の旅行客から感染した第三者を通し、二次感染したとの見方を示した。男性には中国旅行客やクルーズ船客、感染した県内のタクシー運転手2人との接点が見つからないとし「二次感染と考えるしかないと思う」と述べた。

(資料写真)新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 糸数統括官は、武漢市封鎖の1月23日以前に軽症感染者が旅行で沖縄を訪れ、一次感染した第三者も軽症のまま感染に気付かず、表面化しなかった可能性を指摘。地域の集まりなど80代男性の行動範囲で「既に発症していた人がいないか確認している」と述べた。

 県内で感染経路が追えない「市中感染」が起きているかは明言しなかった。

 県は、県内感染は現時点で中国旅行客が発端の輸入ルート、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の下船客が発端のルートの2種類を想定。県内で感染が分かった3人のうち、運転手の2人はクルーズ船ルートだったことが分かっている。

 一方、25日にウイルス検査結果が判明した8人は全て陰性だった。 

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