ラジオと大学職員の連携で行方不明者を発見-。宜野湾署(照屋隆署長)は2月26日、行方不明者の早期発見に尽力したとして、エフエム沖縄と、琉球大学職員の岩崎公典(ひろのり)さん(48)=与那原町=に感謝状を贈った。

連携で行方不明の男性を発見した岩崎公典さん(左から2人目)とエフエム沖縄の長濱弘忠常務(同3人目)=26日、宜野湾署

 2月4日、宜野湾市の市民から「家族(40代男性)が帰宅しない」との届け出を受け、県警がエフエム沖縄に情報発信を依頼。エフエム沖縄は同日夕の番組シェアタイムで男性の特徴などを知らせ、リスナーに情報提供を呼び掛けた。

 息子を迎えた帰り、車の運転中にこの放送を聴いていたのが岩崎さん。自宅のある与那原町東浜近くの横断歩道で、足が不自由そうな男性を見掛けた。服装や背丈などの特徴がラジオで流れた情報と同じだと気付き、車を止めて声を掛けた。

 岩崎さんは男性を車に案内し、よもやま話をしながら与那原署まで送った。翌5日、男性は無事、家族の元へ帰ったという。

 感謝状の贈呈式で岩崎さんは「警察に送り届けた時は安堵(あんど)した。車中ではいつもラジオを楽しんでいる。役に立ててうれしい」、エフエム沖縄の長濱弘忠常務は「常に県民に寄り添うメディアを堅持してきた。番組が県民に貢献できたことがなにより」と話した。

 男性には障がいがあったといい、照屋署長は「両者の迅速な行動が早期発見につながった」と感謝を述べたたえた。(翁長良勝通信員)