2020年度から変わる大学入試。42年ぶりの改革を前に、受験準備のファーストアクションで大事になってくるのが「予備校選び」だろう。我が子に合った予備校とは? 変革の時代、ニーズをいち早く捉え、独自の理論で大学受験教育に挑む予備校「グレイトヴォヤージュ」(那覇市泉崎)の大岩光昭代表(46)に、予備校を選ぶ際に見るべきポイントを聞いた。併せて英・数・国の主要科目、今後ますます重要視されるAO・推薦入試について、同校の各講師陣に出題傾向と独自の取り組みを聞いた。

独自理論で大学受験教育に挑む「グレイトヴォヤージュ」

大岩代表に聞く「良い予備校」との出会い方

これからの予備校に求められる役割について語る大学受験予備校「グレイトヴォヤージュ」大岩光昭代表=那覇市泉崎

―受験生を持つ親にとって、我が子の人生を左右する予備校選びは失敗したくないですよね。有名校・大手に目がいきがちですが、本当に良い予備校と出会うためには、ズバリ、どんな点をチェックしたらいいでしょうか?

大岩代表 子どもたちにとって大学受験は将来、どういう自分を実現していきたいのかを自分で考え、自分で合格を勝ち取るための最初の関門です。予備校選びではまず、合格をサポートするための「資源」が十分そろっているかをよく確認してほしいと思います。例えば全科目の講師はそろっているか、質問したい時にいつでも対応できる環境があるか、成績や勉強の悩みを相談できる環境があるか、自習室が十分整っているかどうかなどです。

―成績次第で授業料や扱いなどが変わる予備校もありますよね。我が子が成績上位者でない場合、そのあたりは心配です。

大岩代表 成績の良い子を優遇して伸ばした方が合格実績になると考える予備校は実際、あります。しかし、この層以外の子どもたちの成績を引き上げるのが本来の教育ではないでしょうか? 7年前、誰もが平等、誰もが特別という理念で同校を設立しました。学力を伸ばすのは予備校の当然の責務。その上で、生徒一人ひとり、異なる将来を実現するために必要なことを一緒に考え、一人ひとりに合ったサポートができるかが、今後の予備校に求められていると考えます。

勉強ができる、できないで料金に差をつけることはしません。生徒のために良い環境を提供するには、それを支える講師やスタッフにも良い人生を歩んでもらいたいので、一定の料金は頂いていますが、どの子も平等に設定しています。

主要科目、AO・推薦入試はどう変わる?

―2020年度以降、大学入試はどう変わるのでしょうか?

大岩代表 現行のセンター試験は「大学入学共通テスト」に名称が変わります。英語の民間試験は結局導入されず、国語と数学の記述試験も二転三転して見送りとなりました。本来、大学入試改革では、一方的に覚えた知識を試験で問うだけでなく、グローバル化など新しい社会状況の中で、自ら発信する力、表現する力を養うという動機がありました。その方向性を見越すと今後は、知識を組み合わせて新しいものを作る、あるいは課題自体を自ら発見して、その解決法を探っていく力が求められる傾向にあると思います。

 

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