沖縄県北谷町の浜川小(喜屋武辰弘校長)の6年生がこのほど、オーストラリアのヒルマン小の4・5年生と絵を共同制作した。20日、北谷町の津嘉山信行教育長を学校に招いてお披露目した。

オーストラリアの子どもたちと共同制作した絵を前に笑顔を見せる浜川小の6年生=20日、北谷町・同小

 取り組みは、文科省と外務省が後援する「アートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクト」の一環。一般財団法人ジャパンアートマイルが、五輪参加予定の約200の国・地域の子どもたちと日本の各校をマッチングした。

 絵は、左右に架かるの下で握手をするデザイン。縦1・5メートル、横3・6メートルの大きさで、右半分を浜川小の子どもたちが描いて航空便で豪州へ送り、左半分をヒルマン小が仕上げた。今後、東京五輪の会場で飾られるという。

 絵のテーマは、国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」の中から、「人や国の不平等をなくそう」「つくる責任つかう責任」「海の豊かさを守ろう」の3つを選んだ。2校が互いにメールやテレビ電話で話し合って決めた。

 浜川小6年主任の東風平こずえ先生は「ヒルマン小とやりとりする時の通訳をダブルの児童にお願いしたので、まわりの子どもたちがあこがれを持ち『先生、これ英語でなんて言うの?』と聞いてくるようになった」と手応えを語った。

 絵のアイデアを出した6年の水野宇海うみさんは、制作途中で豪州の森林火災のニュースを知ったといい「外国に興味を持つようになった」。糸村和香わかさんは「こんな経験初めて。いろんな国の人と一緒に1つの絵を描くのもいいな」と話した。