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沖縄の米兵300人を一時隔離 韓国の訓練から帰国の隊員が対象

2020年3月2日 17:57

 在沖米海兵隊は2日、韓国での訓練を終えた在沖海兵隊と海軍の約300人が2月28、29日の両日、嘉手納基地に到着したと明らかにした。韓国では、新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にある。田中利則沖縄防衛局長は2日、県庁で謝花喜一郎副知事に「厳重な措置として(隊員らを)一定期間隔離した上で、メディカルチェックしたと米側から説明を受けた」と語った。

 海兵隊によると、隊員は韓国出発前と沖縄到着後の2回、医療関係者による検査を受けた。せきや発熱などの症状のある隊員は確認されていない。引き続き監視を続けるという。

 在沖米軍によると、韓国滞在中に、感染者が多数発生しているテグ近辺を訪問していないという。在韓米軍基地内の兵士1人に感染が確認されているが、帰還兵の中に在韓米軍関係者は含まれていない。

 謝花副知事は田中局長や川村裕外務省沖縄大使に「一致協力して対応しないといけない」と強調。隔離や行動制限の期間など感染予防措置の説明や、韓国から戻った隊員と日本人従業員との接触禁止を求めた。

 米軍関係者が入国する際、日米地位協定の規定で検疫に関する日本の国内法は適用されない。謝花副知事は「国内法を適用するよう日米地位協定を改定してほしい」と要望した。  

 在日米軍は2月26日付で健康保護体制の引き上げ、韓国への不要不急の渡航を制限している。

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