「新型コロナウイルスで、辺野古新基地工事は自粛しないの?」―。沖縄防衛局は2日、こんな疑問に回答した。工事を受注した業者に中止するかどうか意向を確認したところ、現時点で希望する社はないという。防衛局を訪れた赤嶺政賢衆院議員(共産)に、西村拓次長が明らかにした。辺野古では2日も埋め立て工事が確認された。

辺野古の埋め立て作業の海域(資料写真)

 赤嶺氏は、市民が座りこんで抗議行動するキャンプ・シュワブゲート前で、市民と近い距離にいる警備員が「濃厚接触」に当たるとも指摘。警備員がマスクを着用していないと問題視した。

 防衛局は「警備、工事の受注者には感染予防のため手洗いうがい、体調の悪い人は休暇をとるように指示をしている」と述べるにとどめた。

 沖縄タイムスの記者が2日正午過ぎに現場を確認したところ、警備員はマスクをしていなかった。

 国直轄の公共工事を巡っては、国土交通省が感染予防策を決定。受注者の意向を確認し、中止の申し出があれば一時停止や工期延長を認める。防衛省も同様に対応している。