米軍は戦後、軍事占領下の沖縄で多数の外国軍を訓練していた。ベトナム戦争中は南ベトナム、タイ、韓国の部隊が北部訓練場でジャングル戦闘訓練を受けていたことが明らかになっている。  本土復帰を控えた1971年12月、日本政府はこうした訓練が日米安保条約下ではできなくなることを伝えた。