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普天間の県外移転議論を期待 翁長沖縄知事、馬毛島を視察

2016年7月19日 05:05

9秒でまるわかり!

  • 翁長知事が普天間移転の可能性を探るため鹿児島県の馬毛島を視察
  • 地元自治体が不快感を示す中、あえて沖縄側から全国に問題提起
  • 「安保は国民全体の問題」と訴え、県外移転の議論につなげる狙い

 翁長雄志知事は18日、鹿児島県西之表市の馬毛島(まげしま)を視察した。視察後、翁長知事は名護市辺野古の新基地建設阻止へ向け「可能性があるものは一つ一つ見ることが必要だ」と述べ、全国で普天間飛行場の移転先に関する議論が活発化することへ期待を寄せた。那覇空港で記者団に語った。

馬毛島を視察し、同島の土地の大部分を所有する立石勲氏(右)から説明を受ける翁長雄志知事(左)=18日正午すぎ、鹿児島県西之表市(県提供)

 知事は、21日に開催される普天間飛行場負担軽減推進会議と政府・沖縄県協議会に向け、今回の視察は「沖縄県側の一つの努力だ」と意義を強調した。

 21日の協議会で取り上げるかどうかは「(移転先は)国が責任を持って考えるのが一義的だ」と政府が検討すべきだとの認識を示した。

 一方、新基地建設計画に関し、政府が繰り返す辺野古が唯一の解決策との主張は「外してもらいたい」と強調。その上で、「話し合いを優先させてもらいたい」と述べ、政府は和解や国地方係争処理委員会が求める協議に丁寧に応じるべきだとの認識を示した。

 また、米軍基地の県外移転に関し、「安全保障は国民全体で考えるべきと理解はしても、私のところには来てもらいたくないのはどこでも同じだ」と指摘。基地機能の移転に反発する西之表市が知事の視察に不快感を示したことは「十二分に理解できる」とした上で、「そういうことも踏まえながらやる必要がある」と語り、今後も沖縄側から世論喚起をしていく必要性を強調した。

 馬毛島への訓練移転は、おおさか維新の会の下地幹郎衆院議員がことし5月に県へ提案。県は提案を受け、島にある滑走路の状況などを確認する必要があるとして視察を決めた。18日は、島の大部分の土地を所有する立石勲氏が案内した。

沖縄県知事 翁長雄志の「言葉」

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