沖縄県北中城村の喜屋武文雄さん(75)宅の庭で、今季これまでに約1500個のミニトマトが実っている。学校帰りの子どもたちや訪れる人から「アキサミヨナー。ブドウのようだ」と地域で話題だ。喜屋武さんも毎年の豊作に顔がほころぶ。

棚からブドウのように垂がるトマト=5日、北中城村島袋

喜屋武文雄さんと収穫したミニトマト

棚からブドウのように垂がるトマト=5日、北中城村島袋 喜屋武文雄さんと収穫したミニトマト

 50年余勤めた老人福祉施設を定年退職後、趣味の花を自宅の庭に植えた。庭はダリア、パンジーなどの季節の花が咲き誇る。

 7年前から庭に高さ2メートル、縦横5メートルの棚を造り、ゴーヤーを植えている。ゴーヤーの収穫を終えた10月ごろ、園芸店からトマトの苗を購入し植えている。毎年豊作という。

 植える際に堆肥と粒状の肥料を施す以外、特別なことはしていてないという。ただ寒さ対策のために段ボールで囲って養生し、水やりは朝晩欠かさずに行う。

 実が付き始める頃、野鳥が頻繁に来るため、棚の周囲と上部を網で覆って食害を防いでいる。1日置きに約100個収穫するといい、老人クラブのユンタク会、カラオケサークル、知人に贈っている。喜屋武さんは「おいしいと聞くのがうれしくてね。来年も水やりを丁寧に行い、豊作にしてプレゼントするよ」と声を弾ませた。

   (翁長良勝通信員)