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学校再開、沖縄で動き広がる 豊見城市8日ぶり登校 新型コロナ対策の臨時休校措置

2020年3月11日 09:00

 豊見城市は10日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休校にしていた市内八つの小学校、三つの中学校を再開した。市は3~9日を臨時休校にしており、再開は8日ぶり。休校措置を取る県内市町村で最も早い学校再開となった。

学校が再開し、臨時休校中の宿題を提出する児童=10日午前、豊見城市・伊良波小学校(落合綾子撮影)

県内小中学校の再開予定日

学校が再開し、臨時休校中の宿題を提出する児童=10日午前、豊見城市・伊良波小学校(落合綾子撮影) 県内小中学校の再開予定日

 一方、県内では新たな感染者が確認されておらず、保護者や子ども、受け入れ先の負担も大きいことから、小中学校の休校期間短縮の動きが広がっている。11日に浦添市、12日に伊是名村、16日に糸満市・南風原町が予定を前倒しして再開する方針。中頭地区10市町村も16日再開を基本案として調整することを確認した。各自治体に持ち帰って決定する。

 豊見城市立伊良波小学校(金城光吉校長、666人)では、10日午前8時前から子どもたちがマスク姿で元気に登校した。

 各教室では、席の間隔を通常より広く取ったり、除菌スプレーを置いたり。児童からは「久しぶりに外に出た」「友だちに会えてうれしい」という声とともに、「早くコロナが終わってほしい」という声が漏れた。

 金城校長は「3月は1年間の学習のまとめや行事が多い大事な時期。換気やマスク、手洗いの励行など、できる限りの予防策を講じて、子どもたちが最後の思い出をつくれるようにしたい」と話した。市教育委員会は、熱や風邪の症状があって自宅療養する場合や自宅待機を希望する場合、欠席日数に数えない「出席停止」扱いにするなど柔軟に対応する。児童生徒や教職員に感染者が出た場合は、速やかに臨時休校にする。

 県内10市町村でつくる中頭地区市町村教育長会は10日午後、臨時の教育長会を沖縄市内で開き、基本案として「16日に登校再開」を決めた。各市町村は案を基に首長と協議し、再開時期を11日以降にそれぞれ判断する。

 会議では、再開に向けた課題として「保護者や学童などへの通知に時間が必要」「学校給食を準備できる学校とそうでない学校がある」「各学校での徹底した感染防止対策」などの意見が挙がったという。

(写図説明)学校が再開し、臨時休校中の宿題を提出する児童=10日午前、豊見城市立伊良波小学校(落合綾子撮影)

(写図説明)県内小中学校の再開予定日

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