東日本大震災から9年となった11日、岩手日報社(盛岡市)は那覇市内で特別号外を発行した。同社や県内新聞社、震災直後に同県で救助活動をした那覇市消防局職員らが、街頭で計800部を配った。

配布された岩手日報の特別号外

東日本大震災から9年を迎え、特別号外を配る岩手日報社員(左)=11日午前、那覇市久茂地

配布された岩手日報の特別号外 東日本大震災から9年を迎え、特別号外を配る岩手日報社員(左)=11日午前、那覇市久茂地

 特別号外の発行は、復興支援への感謝と被災地の現状を伝える目的で、沖縄では初めて。号外を手にしたうるま市の男性(53)は「大変な思いをされてきたと思う。復興を願うばかりです」と語った。

 同社の作山充取締役広告事業局長は「被災地ではハード面での整備は進んでいるが、人口減少やなりわいの喪失、被災者の心の復興と大きな課題が残っている。沖縄の人たちにも、いつ起こるかわからない大規模災害の備えを常に持ってもらいたい」と話した。

 特別号外はパソコンやスマートフォンでも読むことができる(4月9日まで)。

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