全国健康保険協会(協会けんぽ)加入者100万人当たりの人工透析患者数は2017年度末、沖縄県は約1391人で全国で最多だった。3月12日の「世界腎臓デー」を前にした11日、同協会沖縄支部が発表した。人工透析の原因となる糖尿病患者数の割合も全国で最も高く、関連が見られるという。同支部は「特定健診や特定保健指導を受け、メタボリック症候群のリスクの改善を」と呼び掛ける。

 沖縄の透析患者数は、最少の富山県(約669人)に比べ倍以上の多さ。透析患者数は福岡を除く九州・沖縄地方で多い傾向にあり、男女別でもそれぞれ沖縄が最も多かった。

 同支部内の透析患者数も13年に730人だったのが、18年は875人となり年々増加している。同支部はメタボリスクを改善する糖尿病対策に加え「血液・尿検査で自身の腎機能を把握し、腎臓病の早期発見と重症化予防につなげてほしい」と訴えた。