大弦小弦

[大弦小弦]どうする、どうなる東京五輪

2020年3月14日 09:22

 沖縄市のコザ・ミュージックタウン前にある残暦板の数字が日々減るのを見て「いよいよか」と期待を膨らませてきた。東京五輪の開会式まできょうで132日

▼世界の超一流アスリートが集う一大イベントは計画通り開催できるのだろうか。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界保健機関(WHO)が世界的な大流行を意味する「パンデミック」だと発表した

▼開催に強気だった国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長も「WHOが中止を勧告した場合は従う」と態度を変化させている

▼「観客なしで開催するよりも、1年間延期した方がよいと思う」。トランプ米大統領の発言も波紋を呼んでいる。巨額の放映権料を支払う米テレビや米国選手団の派遣に影響力があるからだ

▼4年に1度のこの時期に照準を合わせて死力を尽くしてきた選手は気が気ではないだろう。開催を待ちわびてきたファンも不安を抱いているに違いない。五輪の1カ月後にはパラリンピックがある。パラ選手の中には感染した場合に重症化するリスクが高い選手が多くいる。リスクが残る中での開催はあり得ない

▼日本にとっては「復興五輪」を掲げる大会でもある。中止という最悪の事態を避けるため、延期の議論を本格化させる時期にきている。安全面でもアスリートファーストでの開催を願う。(石川亮太)

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