【東京】江藤拓農林水産相は13日の記者会見で、希少な牛の子として別血統の牛が沖縄県から出荷されていたことに「大変遺憾だ」と、厳しく批判した。JAおきなわや県が、血統の矛盾を把握した後も農水省に報告していなかったことにも強い不快感を示した。

江藤農林水産相(資料写真)

 江藤氏は「沖縄にも素晴らしい種雄牛がいる。購買者から疑義がもたれるようなことは大変好ましくなく、遺憾だ」と述べた。

 JAおきなわが昨年に、県は今年2月に血統矛盾を把握しながら報告がなかったことも問題視。報道を受け、農水省として正式に情報を把握したのは今月11日だったとし、「速やかに報告をいただけなかったことも極めて心外だ」と述べた。

 問題の全容解明へ県に調査の徹底を指導すると同時に、同様な疑わしい事例があった場合は、迅速な報告や対応をするよう全都道府県に求めたことも明らかにした。