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台湾 日本への渡航注意 「警告」に引き上げ 事実上、旅行不可能に 沖縄観光に打撃

2020年3月18日 08:26

 台湾政府は17日、日本への渡航注意情報をレベル2「警戒」から最高のレベル3「警告」に引き上げると発表した。不要不急の旅行を取りやめるよう求めるもので、19日から適用する。日本から台湾に入国した場合には、自宅などに14日間とどまって健康管理することが求められる。台湾から観光のために沖縄など日本を訪れる旅行は、事実上不可能となりそうだ。海外客の中で最も多い台湾客が入ってこなくなれば、県内の観光産業へ一層深刻な打撃となる。

日本への渡航注意情報引き上げについて発表する台湾政府の新型コロナウイルス対策責任者(中)=17日午後(台湾のテレビ局「TVBS」より)

 台湾政府は、検疫措置に違反した場合、最高で100万元(約350万円)の罰金を科し、名前を公表するとしている。また、新型コロナウイルスの感染者との濃厚接触によって、自宅で健康管理する人などに支給する最高1万4千元(約5万円)の補償金は、日本などレベル3の国・地域からの入国には適用しない。

 台湾では日本時間の17日午後4時までに、77人の感染を確認し、うち1人が死亡している。いずれも海外への渡航歴があり、海外から感染者が入り込むことへの警戒感が広がっていた。

 台湾政府が同日「警告」に引き上げを発表したのはアジアを中心に20カ国で、計96の国・地域となった。 (松田良孝台湾通信員)

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