胃心地いいね

ランチに笑顔の隠し味 石垣の喫茶店のはしりの店 懐かしい家庭料理と新鮮なコーヒー

2020年3月21日 07:00

◆ 胃心地いいね 「喫茶 海坊主」 石垣市美崎町

平日1日20食限定の日替わりランチ。ドリンクが付いてお得880円

「笑顔は一つの大事な調味料」と話す平得里江子さん(左)らスタッフ=10日、石垣市美崎町

喫茶 海坊主

平日1日20食限定の日替わりランチ。ドリンクが付いてお得880円 「笑顔は一つの大事な調味料」と話す平得里江子さん(左)らスタッフ=10日、石垣市美崎町 喫茶 海坊主

 1976年創業で石垣島では喫茶店のはしり。店主の平得修さん(67)が独身の頃に開店し、結婚後に妻の里江子さん(62)が加わって40年になる。店名はヨットマンの修さんにちなんだもので、かつてはサーファーら海好きのたまり場。店内にはかじなどの船具が置かれ、当時の雰囲気を感じ取ることができる。

 提供するのは喫茶店の定番メニュー。ピラフやナポリタン、ミックスサンドなどの軽食とトースト、ピザなど。ほとんどがドリンク付きで千円以内とリーズナブルだ。

 平日の昼の日替わりランチは、里江子さんが作る、とんかつやしょうが焼き、オムライスなどをメインにした10種を順番に提供。これにチャンプルーや煮物などおかず2~3種とご飯、みそ汁(スープ)が付く。

 味付けは「家庭料理に近い」(里江子さん)と言うだけあって、どこか懐かしい味。料理の色合いも大事にしていると話し、旬の野菜をできるだけ使うようにしている。食材の多くはJAの直売所から仕入れ、地産地消も心掛ける。1日20食限定でドリンク込み880円。

 コーヒーはUCCからモカやキリマンジャロなど生豆を仕入れて自家焙煎(ばいせん)。「コーヒーも生きている。新鮮な味を提供できるのが一番の売り」と里江子さん。コーヒーを目当てに1日に3~4回来店する客もいると話す。

 普段は観光客でにぎわう美崎町歓楽街に立地するが、客の大半は創業からの地元の常連。料理とコーヒーを提供しながら客との会話が絶えない。里江子さんは「笑顔は一つの大事な調味料。足腰が立つ限りはコーヒーを注ぎたい」とはにかんだ。

(八重山支局・粟国祥輔)


 【お店データ】石垣市美崎町8の12。営業時間は午前9時~午後6時。モーニングセットは開店~午前11時、ランチセットは正午~午後2時で1日20食限定。テーブルとカウンターの全30席。駐車場なし。日曜定休。問い合わせは海坊主、電話0980(82)1223。

 

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